留学の思い出を語る、イメージとはかけ離れ過ぎたイギリス・ロンドン

2011年9月20日
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4年間のイギリス留学

19歳から22歳までの4年間,イギリスに留学していました。高校生の頃,将来は芸大に行きたくて音楽やら映画,アートなどいろいろみたり聞いたりしていたとき,私がかっこいい!と思えるものはなぜかイギリス関係のものが多く,自然とイギリスに憧れを抱くようになりました。
バンドや人やファッション全てが刺激的で,個性的。カルチャーの部分ではどんどん知識が増え勝手に私の中でのイメージができあがっていきました。そして勢いにまかせてまず1年行ってみようということで日本を飛び出し憧れだったイギリスへ行きました。最初の三ヶ月間は田舎の方でホームステイをしながら語学学校へ行きました。
まずホームステイでびっくりしたのは洗剤でお皿を洗ったあと流さないでそのまま干すことです。そして初めてうけた人種差別でした。映画の中での悪ガキ達はすごくかっこよく魅力的でしたが,実際みた時はとんでもなく腹がたちました。
まだ英語もろくに聞き取れない状態だったので,馬鹿にされた時に何も言い返せないのがすごく悔しかったことを覚えています。語学学校を終えた後,ロンドンに移動しアートスクールに通いました。
London, England
London, England / TJ Morris

ロンドンは最先端の町という私の中のイメージは一気にひっくり返されました。電車のドアはハンドル式で手であけるもので,バスもタダ乗り同然の飛び乗り式,お風呂のシャワーは水圧もゆるくお湯が出ないときもあり,しょっちゅう起こるストライキのせいで電車が来ない,遅れるはあたりまえ。
コンビニなんていう24時間あいてるお店なんてほとんどありません。夕方6時にはどのお店もしめてしまいます。なによりも日本食が高くて買えず,毎日パンとパスタ生活をおくっていたのでご飯が食べたくて仕方ありませんでした。
日本がどれだけ便利で不自由のない暮らしができている国かというのを思い知らされました。今まであたりまえになっていたことにあらためて感謝しました。
それと同時にホームシックにもなりました。1年後,無事に一時帰国した時はおいしいものをいっぱい食べ,お風呂にもつかり,日本をめいっぱい満喫しました。
そしてまたイギリスへ戻りましたが,アルバイトを始めたり遊ぶ場所を見つけたり英語が話せるようになるとようやくイギリスの生活も楽しめるようになりました。
友達とシェアハウスに住み,庭でバーベキューをしたり,格安飛行機でヨーロッパ圏を旅したりと本当に二度とできない経験もいっぱいできました。
住んでみて実際大変だったことは山ほどありますが,それでもやっぱりイギリスのアートや音楽は日々新しいものを生み出していて常にかっこいいものです。そういうパワーを感じる街だと思いました。またいつかもう一度歩きたいと思います。

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