海外留学のお陰で自分の就きたい仕事につけました

2011年7月30日
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今のうちに経験を身に着けておきたかった

私は高校のときから文系で、大学は教育学部に進みました。教育学部というからには、教師を志していました。大学3年のときに、カナダに留学しました。目的は、ネイティブな英語を身につけるためと、視野を広げるため、そして、何よりも、英語の教師になるので、時間に余裕がある大学生のうちに、経験を身につけておこうと思ったからです。
現地では語学と歴史を中心に勉強していましたが、とあるパーティーで、様々な職についている現地の人とコミュニケーションをを交わす機会にめぐりあいました。
そこで話していた内容は、日本の機械技術についてです。日本の物作りのすごさ、ハイレベルな技術をもっていることに対して、現地の人は絶賛していました。
最初は、自分の知らない分野でしたので、あまり興味を持てない内容でしたが、彼らがあまりにも興奮して話しているのを見て、自ら会話の渦に入っていきました。
London - 2008
London – 2008 / Cristiano Betta

留学して日本を見直せてよかったです

「日本のトンネルを作る技術と機械はすごいんだ!」「日本の工作機械は、携帯の部品からロケット、リニアモーターカーまで、何でも作れるんだ!作れないものはないんだ!」と、自国の技術のように絶賛、自慢していました。
よく聞くと、彼らは日本の機械が導入された工場で働いているとのことでした。今まで、物作りには縁のなかった私でしたが、なぜか、新たな興味が湧いてきて、翌日、彼らを訪ねて、その工場に見学に行きました。
そこでの機械との出会いがきっかけで、帰国後の私の心は、すっかり理系の方向に向いていました。そして、いつしか、エンジニアになりたいと決心し、就職も文系なのに、機械メーカーばかりを志望しました。
そして大学を出た私は、志望した機械メーカーに就職でき、しばらくは工場で油にまみれて働きました。外国に出て、外からの目線で日本を見直せたのが、本当に幸運でした。

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