留学先は日本人があまりいない所を選ぶのがお勧め!?

2011年8月29日
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アメリカに留学して学んだこと

私がアメリカに留学したのは1990年の前半で、当時の日本はどちらかというと、「留年や浪人はしてはいけない、大学を卒業するとともに内定しているべきだ。そして30才までには結婚して子供を持つべき」みたいなレールがひかれていて、その上を他の人たちを同じように歩いて行く感じだった。
アメリカに留学して学んだことは、そういう「常識」みたいなものにこだわる必要はないこと。アメリカの大学には幅広い学生がいて、自分たちの決めた事柄について一生懸命勉強している。
「よそはよそ、自分たちは自分たちのことをするだけ」という感じである。他の人に自分がどう見られるか、というのは全然気にすることがなく、「留年? 浪人? 卒業しても内定してない? いいじゃん別に!」みたいな肩の力が抜けた感じが良かった。
それに、日本という国を外の国から改めて見ることができるのは、留学してよかったなと思うひとつである。みんなと同じ考えで同じことをしていると、それが当たり前だと感じでしまう。だから、あえて外に出てみること。
客観的に日本を見て、ここがおかしいと感じることもできる。そして一人の力で日本を変えることはできないとしても、自分の見方は変えられる。それを考えると、本当に留学してよかったと思う。
“Every dog has his day, unless he loses his tail … then he has a weak-end” ~ EXPLORE / turtlemom4bacon

出来るだけ日本人が少ない場所を選ぶのが大切

後悔したのは、日本に帰ってきたこと。日本でのカルチャーショックがきつかった。日本人のほとんどがレールの上を歩いているか歩いてないかを見ること。日本で仕事を探すときとか、「あれ? 卒業してすぐ就職しなかったの?」みたいな感じが嫌だった。
日本は縦社会で、自分たちと違う人たちを嫌う。単一民族だから仕方ない部分かもしれない。例えるなら、一致というのは「合唱コンクール」のように、ソプラノ、アルト、テナー、バスをいう風に別れて、みんなで同じ言葉を、同じように歌う。
アメリカで「一致」という言葉を使うなら、それは「オーケストラ」のようなもの。それぞれの楽器があり、それらはそれぞれ違う音色を出す。しかし、一人のコンダクターにより、ひとつにまとまり美しい音楽を奏でる。その辺の観点は日本人に必要なのではないかと思う。
やはりお勧めは、日本人が少ない大学を選ぶこと。私は個人的に田舎の大学に行って、日本人に会うことはほとんどなく、2か月に一回くらい親からかかってくる電話で日本語を話すのみ。
それ以外はアメリカ人の友人たちとずっと英語で話していた。テレビやラジオもすべて英語で、日本語を聞くのはカセットに録音したさだまさしの歌を聞いて一緒に歌うくらい。(笑)
結論として、自分とは違った観点を持つ人たちと仲良くなることは良いと思う。単一民族の観点はあまりにも偏りすぎる。今思えば、私が小学生のころ「よそはよそ、うちはうち」という母親の言葉を、留学してから気がついたと思う。

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