英語を通して生まれた外国人との素敵なお話

2011年8月28日
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英語が話せてよかったこと

いまから5,6年前の夏のことです。ある週末、私は友人数人とお気に入りの居酒屋でお酒や食事を楽しんでいました。すると、外国人の女性が一人店に入ってきて、私たちの隣の席に座りました。
1人で居酒屋に来た外国人が珍しく、私たちはおしゃべりしながらもなんとなく彼女の様子を伺っていました。しばらくして店員さんが注文を聞きに来ると、その外国人の女性は日本語が話せないらしく、英語で何が欲しいのか伝えようとしましたが、店員さんは英語があまり得意でないようで、2人の会話は成り立っていません。
そこで、少しお節介かとも思いましたが、2人の間に入って外国人客の注文を店員さんに伝えてあげました。そんなきっかけで、その外国人の女性を私たちの席に誘い、一緒に食事をすることにしました。
Inside an Izakaya, Yokohama
Inside an Izakaya, Yokohama / fakelvis

話を聞くと、彼女はスペイン人で夏休みの数週間を利用して1人で日本の各地を旅行しようとやってきたそう。日本に来る前にスペインであいさつ程度の日本語は勉強したけれど、それ以上の会話は難しいようで、大抵は英語で意思疎通しているとのことでした。
言葉もあまりわからないのに、1人であちこち旅行しようという、彼女の行動力に感嘆し、私たちはお互いの国のいろいろな話をしながら大いに盛り上がりました。食事が終わるころには私たちはすっかりうちとけ、メールアドレスや住所を交換して「またいつか会えたらいいね」と別れました。
その後、手紙やクリスマスプレゼント、メールなどを送りあうなどして、しばらくは交流が続いていましたが、残念ながらその交流も途絶え、再び会うこともありませんでした。
でも、あの時、あの居酒屋で、思い切って店員さんとの間に入らなかったら、その後の展開もなかったでしょう。英語が共通語となって生まれた素敵な思い出です。

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